半身麻痺の夫を17年支えた私と娘に、夫「そろそろ全財産を唯一俺の血を引く愛人の子に残す手続きをしたいんだ」私「好きにすれば?私たち今日中にここを出ますので」「え?」と驚く夫に
2026/09/29
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夫の口から出た言葉は、私の想像をはるかに超えていた。  「そろそろ、全財産を唯一俺の血を引く愛人の子に残す手続きをしたいんだ」一瞬、部屋の空気が凍りつく。  「愛人の子って、何?」  震える声で尋ねた私に、夫は平然と答えた。  「ああ、ゆりとの子供だ」その名を聞いた瞬間、胸が潰れそうになった。ゆりは、私の幼馴染だった。  十七年間、半身麻痺の夫を支え、娘と三人で必死に家庭を守ってきた。その年月を、彼は一言で踏みにじったのだ。「私たちのこと、最初から本当の家族だと思ってなかったの?」  夫は視線を逸らしながら、「血の繋がりは大事だろ」と言った。その瞬間、私の中で何かが静かに壊れた。  私は涙も見せず、ただ立ち上がる。  「好きにすれば? 私たちは今日中にここを出ますので」「え?」と驚く夫の顔を見て、私は初めて冷たく笑えた。  捨てるつもりでいたのは、あなただけ。  私と娘の新しい人生は、ここから始まる。

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