「高卒の元ヤン」と社内で敬遠される黒崎レイナ。金髪の特攻服姿が出回り、誰もが肩書きだけで彼女を笑っていた。だが、東大主席卒で恋愛経験ゼロの陰キャ新人・高橋壮太だけは違った。会議でレイナを庇い、「学歴と正しさは関係ありません」と言い切る。さらに彼は、彼女の現場感覚と人を見る力に気づき、誰よりも真剣に話を聞いた。レイナもまた、肩書きではなく自分を見てくれる壮太に、次第に心を許していく。やがて大型プロジェクトの失敗危機を二人で乗り越え、レイナが神宮寺会長の孫娘だと判明しても、壮太の態度は一切変わらなかった。「黒崎さんは黒崎さんです」その一言で、レイナは初めて“ただの自分”として愛される喜びを知るのだった。