医者の兄・隼人に招かれて、母と私、成美はハワイへ向かった。だが空港で待っていた兄嫁のミクは、腕を組んで冷たく笑う。 「タダで来れると思った? 貧乏な寄生虫は帰って下さいw」 旅費は兄が負担すると聞いていた母が震えながら説明しても、ミクは「一人百万用意できるでしょ」と見下した。私は怒りに震えたが、その時、母が静かに言った。 「じゃ、帰るわね」 「そうだね」 私たちは本当に空港を出た。帰国後、兄に事実を問われた母は、空港で撮っていた動画を再生した。そこにはミクの暴言がはっきり残っていたのだ。さらに彼女は兄のカードを使い込み、生活費まで浪費していたことも発覚する。 温厚な隼人は顔色を変え、「離婚する」と告げた。 強欲なミクは泣き叫んだが、私と母は一歩も引かない。 結局、兄は彼女と正式に離婚。ミクは大きな代償を払うことになった。