兄の新築祝いで豪邸を訪れた日、玄関先で兄嫁の百合子は笑顔のまま言い放った。 「引越祝いは一人百万円、入場料です。払えないならお帰りください」 私も父も母も、あまりの言葉に息をのんだ。母が静かに「帰りましょう」と言い、父も同意する。すると百合子は「縁を切ってやる」と嘲笑した。そこで母がきっぱり告げた。「では、こちらも絶縁しましょう」 数日後、百合子は泣きついて我が家へ来た。兄の源一が離婚を決意したのだ。私は以前から彼女の言動に不信感を抱き、密かに調べていた。すると、兄に隠れて別の男と会う浮気の証拠が次々と出てきた。 証拠写真を突きつけられた百合子は顔面蒼白となり、兄も激怒。慰謝料をめぐる騒動の末、彼女は家族とも夫婦とも絶縁され、完全に失脚した。 こうして私たちは平穏を取り戻し、兄との関係もようやく元に戻った。