「派遣に仕入れは任せられない」と私を切った新社長。実は全仕入れ先が私の紹介で、私が抜けた3日後に原料が一切入らなくなった結果
2026/09/18
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「派遣に仕入れは任せられない」と新社長・常盤和也に切られた早坂光は、老舗和菓子店・小春堂の仕入れを支えてきた派遣社員だった。だが彼女の胸には、亡き父の手帳と、十四年かけて築いた農家たちとの信頼がある。光が去った三日後、工場のトラックは一台も来なくなった。備中の大野、新潟の米農家、伊豆の寒天職人――すべて彼女の紹介でつながっていた取引先は、次々に出荷を止めたのだ。常盤は初めて事態を理解できず、怒声を上げるばかりだった。さらに百貨店の商戦では味が崩れ、契約は解除。追い詰められた末、常盤の横領まで発覚し、彼は解任される。やがて小春堂は看板を下ろし、光は自らの商い「早坂商店」を立ち上げた。信用は値段では買えない。父が残したその言葉が、彼女の新しい道を切り開いていく。

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