正月の食卓で、母はいつものように姉ばかりを持ち上げ、家事手伝いの私を見下した。「出来損ないなんか必要ない!早く出ていけ!」 何度も理不尽を飲み込んできた私は、静かに立ち上がる。 「それじゃ永遠にサヨナラ」 その瞬間だった。普段は温厚で冷静な姉が、バンとテーブルを叩いて立ち上がる。母が驚いて固まる中、姉は抑えきれない怒りをぶつけた。私に食事も介助も押しつけ、些細なことで罵倒し続けたこと、そして私が仕事を辞めてまで戻ってきた事情すら無視してきたことを、一気に暴いたのだ。 さらに姉は、母の膝の怪我がパチンコ屋での転倒だったこと、生活費をせびっていたのもギャンブルのためだったことまで明かす。青ざめる母。私はようやく理解した。求めていたのは娘ではなく、都合のいい財布だったのだ。