日本時間2月20日のフリープログラム。日本勢が跳ぶたび、会場は歓声に揺れたが、同時に「日本選手だけずるい!」「反則では?」という嫉妬混じりの声が海外から殺到した。結果は圧倒的だった。坂本香が銀、中網が銅、さらに千葉までが上位に食い込み、表彰台争いの中心を日本が占めた。強豪アメリカでさえ、金候補はいても層の厚さで届かない――観客は不公平さすら覚えた。秘密は“環境”にある。国内大会の水準が高く、幼少期から強豪クラブで世界級の指導を受け、強いライバルと日常的に競り合える。日本は「一人が強い」のではない。「全員が強すぎる」のだ。