りくりゅうが最高のペアだとわかっちゃうシーンは、理屈より先に目が理解してしまう。真横で回転しまくる龍一の圧倒的な軸、そのすぐ隣で、陸が「家にいるみたい」にじゃれ合う可愛さ――世界が虜になるのは当然だった。出会いの始まりを語る場面でさえ、二人の温度は同じだ。ツイストリフトで陸を空へ放り投げた瞬間、まるで雷が落ちたように空気が変わる。「これは…出会いから最高だった」そう確信させる、呼吸の一致がある。33歳と24歳、9歳差の二人は、時に年齢も立場も逆転する。龍一が恋人漫才みたいにツッコミを入れ、陸がさらりと受け流すかと思えば、ドッキリで驚かす龍一に、陸が頭をペシペシ――叱るようで甘い。強さと愛嬌が同居する、その瞬間が“最高のペア”の証明なのだ。