学校では教えない歴史 170年前ペリーとハリスが見た黒船外交の裏側にあった日本の食事【なるためJAPAN】
2026/10/07
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学校では教えない歴史――。黒船で来航したペリーと、のちに日米修好通商条約交渉を担ったハリス。その背後には、意外にも「食事」をめぐるもう一つの外交がありました。1854年、横浜で開かれたペリー一行の宴では、本膳料理が百品近く並び、鯛の吸い物や刺身、煮物、菓子までが豪勢に供されます。しかし、彼らの口には合わず、ペリーは「もてなしは立派だが、料理には好印象を残さなかった」と記しました。それでも日本側の礼儀と配慮には深く満足したのです。一方、下田で迎えられたハリスは、日本料理を選び、魚料理や刺身、さつまいも、大根、季節の果物を味わいました。さらに茶を受け、茶道具まで贈られる厚遇に、日本側の真意を感じ取ります。こうした食卓のやり取りは、緊迫した交渉の裏で、異文化をつなぐ静かな外交そのものでした。

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