実家へ帰省した木村あずさは、家族に誘われ高級焼肉店へ向かった。卓上には上等な和牛が並び、母と弟は遠慮なく食べ進める。だが、焼き手になっていた弟嫁のみのりだけは、一口も口にしなかった。「お肉食べないの?」とあずさが問うと、みのりは静かに「いつものことなので」と答える。「私はこういうときに食べちゃいけないんです」と皿を差し出す姿に、あずさは違和感を覚えた。すると母は、「嫁に外食なんてもったいないでしょう」と言い放ち、弟も「焼かせておけばいい」と笑った。その瞬間、あずさの怒りは限界を超えた。みのりは家事を一手に背負い、給料も全額家計へ入れ、食事も風呂も制限されていたのだ。あずさは「これは嫁いびりよ!」と一喝し、みのりの離婚を全面支援。さらに仕送りを停止し、弟も会社から外した。実家は一気に崩れ落ち、みのりは新しい職場で再出発を果たした。