「説明責任を果たしていない」「金欲、名誉欲、権力欲だけの男だ」「政治手腕ではない、怪物になっただけだ」――福岡県議会の“ドン”と呼ばれた倉内勇男元議長に、地元から厳しい声が噴き上がっている。八月二十五日、倉内氏は「これ以上の混乱は本意ではない」と県議を辞職した。だが、県議会では高額な海外視察やパーティー券購入の強要、さらに吉松本明県議による二千万円超の金銭要求告発が波紋を広げ、疑惑は収まらない。筑後市の住民は「辞めるのは当然。責任を果たしていない」と断じる一方、長年の支持者は「地元への貢献は大きかった」と惜しむ。だが批判の矛先は強い。若い頃から欲にまみれ、無投票当選を重ねて“怪物”になっただけだという声まで上がる。さらに辞職前後、息子のポスターだけが撤去される異変も起きた。県民の怒りは、いまなお冷めていない。