服部和樹は、大手アパレル企業の支店で、同僚や塚本から仕事を押し付けられ続けていた。断れない性格の彼は、休憩も取れず、昼食まで奪われる日々を耐えていた。唯一の支えだった支店長・安藤は彼を気にかけてくれたが、家庭の事情で退職してしまう。代わりに来た支店長代理の塚本は高圧的で、服部を「無能」と罵り、ついには「休憩はなしだ」と命じた。社員たちもその言葉に同調し、彼を奴隷のように扱う。ある日、本店から専務が視察に訪れる。昼休憩の際、専務は服部に「一緒に昼食でもどうかな?」と声をかけた。すると彼は、静かに「昼休憩はありません。そういう決まりです」と答える。専務はその異常さに気づき、ついに塚本の横暴を目の当たりにする。怒鳴り声の理由を知った専務は、塚本を厳しく叱責した。その後、安藤の証言もあり、塚本は解雇、服部を酷使した社員たちも処分を受ける。服部は本店企画部へ異動となり、ようやく人として働ける日々を取り戻した。