娘が早退してきた午後、私は仕事中に一本の連絡を受けた。 「家に、誰かいる」――その声は震えていた。嫌な予感だけを抱え、私は急いで帰宅した。玄関を開けた瞬間、リビングから若い女の声がした。そこには夫と見知らぬ女性がいたのだ。娘はすでに帰宅しており、部屋でその光景を見てしまっていたという。しかも夫は、浮気を隠すどころか「ただの刺激だ」と言い訳を並べた。だが娘の反応は冷静だった。 「そんなの、子どもでも信じないよ。ママについていく」 その一言で、夫の立場は完全に崩れた。さらに、以前から夫は借金や無断売却を繰り返していた。私は義母の前で事実を突きつけ、離婚を決意。慰謝料と養育費もきっちり回収した。 その後、夫は職も失い、ついには住む場所まで失ったという。娘と私は新しい生活を始め、今は静かな日々を取り戻している。