ホンダと韓国のバイク、ヒョースンGT650とが競うレースが多くの視聴者の笑いを誘った。排気量で見ると、ヒョースンの649ccがホンダのCBR400の399ccを圧倒するはずだった。しかし、レースが始まるや否や、ホンダは驚異的な瞬発力を見せつけ、ヒョースンは姿を消したようにスタート地点に置かれたまま。2回の勝負でホンダが連続勝利した結果、排気量の差があるにもかかわらず、ホンダはエンジン調整や電子制御により異なる出力特性を発揮したのだろう。また、車体設計の優位性が加速度に影響を与えたと考えられる。この結果には、ネット上で「相手が悪すぎた」「この競争の意味はあったのか」といった様々な意見が飛び交い、世界中で話題となった。