ひろしは地元の会社で働く、ごく普通のサラリーマン。結婚二年目の妻・エリとは仲睦まじく、幸せな毎日を送っていた。だが、エリが北海道旅行に出かけた夜、見知らぬ男から突然LINEが届く。名乗ったのはケンジ。「俺はエリの不倫相手だ。離婚しろ」と、いきなり宣戦布告してきたのだ。ケンジは有名大学卒のエリートを名乗り、高卒のひろしを見下してくる。さらに不倫写真まで送りつけ、慰謝料まで要求してくるが、ひろしは慌てない。冷静に話を合わせつつ、妻からの連絡を確認すると、北海道にいるはずのエリは実は仙台にいた。そこでひろしは、ケンジの話に違和感を覚え始める。一週間後、真相は一気に反転する。ケンジは会社をクビになり、ストーカー行為で逮捕されたのだ。不倫写真は合成、しかもエリとは大学時代の知人にすぎなかった。弱そうに見えたひろしが、最後にはすべてを見抜いて守り抜く。まさに大どんでん返しだった。