「風邪くらい自分で治して!」そう言い残し、家族より自分の予定を優先した泉あいり。夫の英二と息子の咲が高熱で苦しむ中でも、「友達と旅行に行くから」と家を離れてしまった。英二は必死に子どもの看病を続けたが、実は二人ともインフルエンザに感染しており、入院する事態に。数か月後の結婚記念日も、英二が用意した家族の時間より、あいりは友人との約束を選んだ。長年、夫や息子の支えを当然のように受けてきたあいり。しかし、子育てが終わった18年後、英二は「夫婦ごっこは終わりだ」と家を出る決意を告げる。さらに息子からも距離を置かれ、初めて自分が家族を傷つけていた事実と向き合うことになる。