皆さん、軽自動車って言えばスズキやダイハツを思い浮かべますよね。でも、日本で最初に誕生した軽自動車はちょっと違うんです。1921年、その名も「オートサンダル」が登場しましたよ。これね、名前の通りサンダルみたいに気軽に乗れる車だったんです。二人乗りのオープンカーで、エンジンは348cc、ギアはシンプルなフリクションドライブ方式。100台ほどしか作られずに、メーカー自体も数年で消えちゃった。でもこの小さな車が、日本の軽自動車の歴史を切り開いたんです。そしてその実物、今でも福岡県の博物館に保存されてるんだって。軽自動車のスタート地点、興味深いですよね。