ある日突然、足元がふらつき、片足を引きずるように歩く――それは、脳の血管が詰まりかけている危険なサインかもしれません。まず現れるのは手足に力が入らない症状。無意識に物を落としたり、階段でよろけたりすることがあります。次に現れるのが感覚異常。片側の手足だけがしびれたり、温度を感じにくくなることも。そして言葉がうまく出てこない、ろれつが回らないという異変。目が一瞬見えなくなったり、二重に見えるのも見逃せない兆候です。最後に、立っていられないほどのめまい――これら5つの症状は、脳卒中の前兆として極めて危険です。どれか一つでも当てはまれば、すぐに専門医の診断を受けるべきです。命を守るために、身体の異常に敏感になりましょう。