私たち夫婦は、母のために実家をリフォームしました。しかし、母は「長男夫婦と暮らしたい」と言い出し、私たちに家を出ていくように命じました。夫の秋人が「仕方ないですね」と言ったとき、私たちは動揺しつつも、秋人の穏やかな表情から何か策があると察しました。私たちは速やかに実家を去り、全ての家具を運び出しました。その後、母と兄夫婦の住む家は私の財産となっており、売却を進めることにしました。知らないうちに家が売られ、母たちは困惑しているようです。しかし、私はもはや母の生活に気を配る義務を感じていません。私たちは、他人の干渉を受けずに平和な日々を過ごしています。新しい生活を始めた今、父の仏壇を大切にしながら、私たちは心地よい日々を送っています。そして、その日々を許してくれる夫との生活が何よりも幸せです。