約25年義実家に仕送りを続けてきた片桐由美。ある日、夫の隆之が浮気をし、愛人に子供ができたと言い出す。「俺は家を出るから親を頼む」と無責任な彼の一言には、由美も唖然。しかし彼女は諦めず、笑顔で彼を送り出した。隆之が去った後、由美は義両親への仕送りを完全にストップ。彼女には実は不動産からの安定した収入もあり、時期に新しい住まいを見つけ、子供たちと平穏な生活を始めることができたのだ。やがて離婚が成立し、由美は新たに公認会計士としての道を歩み始める。一方、愛人の妊娠が虚偽だったことが発覚し、隆之はすべてを失ってしまう。時は流れ、由美は子供たちと幸せな日々を送る。その後、家族の再会の日に美味しい料理を準備しながら、彼女は幸せが続くことを願った。