群馬県と長野県の県境が50年間も立入禁止な理由
2025/05/13
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群馬県と長野県の県境が立ち入り禁止となった理由は、50年以上を経てもなお深刻な危険が存在しているためです。この場所は群馬県と長野県を繋ぐ毛無峠で、禁止区域には「危険につき関係者以外立ち入り禁止」、さらに「避難多発区域」と書かれた看板が設置されています。実は、かつてここには硫黄を採掘する小串鉱山がありました。この鉱山は日本国内で第2位の規模を誇り、最盛期には周辺に2000人以上が暮らしていました。しかし、1929年に掘削が始まった鉱山は、1937年に大規模な地滑りに見舞われ、245人もの命が奪われる大惨事を引き起こしました。現在もこの地域では、土砂災害や建物の崩壊の恐れが消えていません。さらに、かつての鉱山跡地からは致命的な亜硫酸ガスが噴出しており、安全の確保が困難であるため、長年にわたり立ち入り禁止となっているのです。

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