茨城県の市道の通行料金が4万円もかかる理由
2025/05/07

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茨城県神栖市にある「シーサイド道路」は、鹿島臨海工業地帯や海へのアクセスを改善するため、1970年に開通しました。開通直後は多くの人々に利用されていたこの市道ですが、1994年にある男性がシーサイド道路を含む沿道の土地を購入したことで状況が一変します。購入された土地がシーサイド道路の一部を含んでいることが判明し、土地所有権を巡る裁判が行われた結果、その男性が対象部分を合法的に所有していると認められました。市は土地購入の交渉を試みたものの、買収金額で折り合いがつかず話し合いは決裂。男性は私有地にバリケードを設置し、最初は500円の通行料金を徴収開始しましたが、その後値段は大幅に引き上げられ、ついには4万円という驚愕の金額に達しました。この一件は地元のみならず全国に波紋を広げ、人々に私有地と公共事業の複雑さを改めて問いかける事例となりました。

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