私も母の家を片付けるまで、気づきませんでした。 本当に家族を困らせるのは、ゴミではなく「捨てずに残したもの」なのです。第五位は、溜め込んだ紙袋。 「いつか使う」と思っていても、気づけば紙袋を入れる紙袋までできている。結局、子どもはまとめて資源ゴミに出すことになります。第四位は、棚一杯の全集。 読まないのに手放せず、古本屋も引き取らない。息子が紐で縛り、何往復もして運ぶ姿は、見ているだけで胸が痛みます。第三位は、使わない健康器具。 三日でやめたのに、今では上着かけ。重くて動かせず、最後は家族が業者を呼ぶしかありません。第二位は、古い日記。 誰にも見せないつもりでも、片付ける家族はつい開いてしまう。知らなくていい昔まで、知ることになります。そして第一位は、悪い気がして開けずに残した箱。 中には親の遺品がそのまま。子どもにとっては、二台分の荷物にもなります。今日は押し入れの箱を一つ、自分の手で分けてください。 それだけで、子どもの荷物は一つ減るのです。