文化祭の日、クラスでメイド喫茶を開くことになり、男子たちの中でジャンケンで負けた私の好きな人がメイド役をすることに決まりました。私はプロデュースチームの一員で、メイク担当だったので、彼のメイクも担当することに。ドキドキしながら初めて人にメイクをしましたが、彼の背が高くやりにくかったです。その時、彼が「次はどうする?」と尋ねてきて、心臓が爆発しそうでした。「目をつぶって」とお願いすると、彼も少し緊張している様子。いざメイド服を着せると、彼は照れ笑いを浮かべていました。「案外似合ってる」と言うと、「お前に言われたくない」と彼は微笑みました。文化祭が進むにつれ、彼も楽しんでいるようで、最後にはすっかりノリノリに。終了後、「またメイクをしてほしい」と言われ、男性もメイクをする時代だと考えた彼が「これから教えてくれる?」と頼んできました。突然のお願いに、驚きつつも心が弾みました。