正月、義実家を訪れた私は結婚二年目で、妊娠三か月目でした。夫に妊娠を報告した時は大いに喜んでもらったのに、義母からは到着早々「食器洗いと掃除をお願いね」と言われ、驚きながらも従うことに。夫はこたつで寝そべり、私は悪阻に苦しみながらも必死で食器を洗いました。そんな中、義妹が帰宅。「ただいまー、あれ?何してんの?」と驚いた声をかけられ、私は「悪阻がひどくて」と答えると、義妹は驚きと怒りで、家中に響く声で「はあ!?」と叫びました。「なんで妊娠中の義姉が掃除してるの?」彼女の叱責に私は心底救われた思いがしました。その後、義妹は私を自宅まで送り、彼女の励ましでようやく目の前の現実を整理できるようになりました。自宅に戻った時、夫から何度も謝られ、彼の態度は以前とは異なり心からのものでした。義妹の助けがなければ、私はずっと苦しい立場に置かれていたかもしれません。