多くの人々が健康促進と老化防止を目的に毎日ウォーキングに励んでいますが、歩き方を誤ると一気に老化が進む危険があります。整骨院の大谷院長は、特に一つの大きな間違いを指摘します。それは「たくさん歩くほど健康に良い」という考えです。確かにある程度の歩数までは健康効果がありますが、それを超えてしまうと逆効果です。具体的に言うと、東京都健康長寿医療センターの研究によれば、8000歩までが最適とされています。この数値を超えてしまうと、体は疲れ、老化が進行します。膝の関節軟骨がすり減り、動脈硬化が進む恐れもあります。また、過度なウォーキングは認知症のリスクや免疫力の低下、そして紫外線の悪影響さえも引き起こす可能性があります。大切なのは、無理のない範囲で楽しみながらウォーキングを続けることです。これにより、心身ともに健康を維持しつつ老化を防ぐことができるでしょう。