バレー界では、実力だけでなく、周囲の視線まで背負う選手がいる。石川真は、その代表的な存在だ。新たなチームで変化に対応しながら地位を築いた彼女は、常に「石川」という名前の重圧と向き合っている。兄・石川由紀が日本男子バレーの中心選手として知られることもあり、兄妹そろって代表という美談が語られやすい。だが、その華やかさは時に、彼女自身のプレーを見えにくくしてしまう。2025年12月、チームの集合写真が思わぬ騒動を呼んだ。ブラジルのチームメイト、カンビが彼女の姿をほぼ完全に隠してしまい、母親が怒りのコメントを投稿したのだ。「後ろに立っているのに配慮が足りない」と批判は拡大し、いじめ疑惑や文化論争にまで発展した。さらに成績も7打数1安、11打数1安と低迷し、SNSでは「彼女は選手であり、リアリティ番組の主役ではない」との声が広がった。