60歳を過ぎた頃から、同じ年齢でも人生を楽しみ続ける人と、少しずつ元気を失っていく人に大きな差が生まれます。その違いは、特別な才能ではなく、日々の小さな選択の積み重ねに隠されています。実は多くの人が、良かれと思って続けている習慣によって、自分自身の幸せを遠ざけているのです。まず捨てるべき一つ目の毒は、「節約を人生の目的にすること」です。老後への不安から、少しでも安い商品を探し回ることに時間を使いすぎると、お金を守る代わりに人生の貴重な時間を失ってしまいます。60歳からのお金は、ただ残すものではなく、旅行や趣味、人との交流を楽しむための大切な道具なのです。二つ目は、「家族の幸せだけを自分の幸せにすること」です。子どもの成功や孫の成長は大きな喜びですが、それだけを生きがいにすると、家族が自分の元を離れた時に心の支えを失ってしまいます。自分自身の夢や楽しみを持つことが、結果的に家族との良い関係にもつながります。