誰かに話したくなる「断食」と健康の雑学
2025/07/29
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私たちが日常的に食べているご飯やパンなどの炭水化物は、血糖値を急激に上昇させることが広く知られています。この特性を活かして、朝食には炭水化物を摂取すべきだという考えが一般的ですが、実は朝の時間帯にはコルチゾールやアドレナリンなどのホルモンが分泌されており、昼間に比べて血糖値が上昇しやすいことが分かっています。これを「暁現象」と呼び、糖尿病患者にとってもよく知られています。特に小麦粉を多く含むパンは、思った以上に糖質量が高いことがあり、例えば100グラムあたりの食パンの糖質量はご飯よりも多いことが分かります。朝食後、血糖値が急激に上昇し、その後急降下する「血糖値スパイク」が発生しやすく、この乱高下が心筋梗塞や脳卒中など、様々な疾患のリスクを高める可能性があります。そこで注目されているのが「16時間断食」です。16時間断食は、毎日3分の2を空腹で過ごす方法で、現代の食事習慣が引き起こす過剰摂取を改善する手段として注目されています。空腹が続くことで、体は中性脂肪をエネルギー源として利用するようになり、脂肪燃焼が促進され、体調の改善や老化防止に効果があるとされています。16時間断食を実践するには、夕食後から翌日のお昼までを食べない時間として設定するだけで、空腹による健康効果が得られると言われています。特に、胃腸を休めることができ、消化機能の改善や腸内環境の向上が期待できるため、健康を気遣う方にはぜひ試してみる価値があります。

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