最初の一品は、犬の食堂で人気のメニュー。初めての訪問者はその名前に躊躇しがちですが、勇気を出して頼んでみると驚きの薄焼き卵の野菜炒めが登場します。しかし別の店で同じ名前を頼むと、焼きそばに目玉焼きが乗っていたりと、店ごとに違う楽しみ方ができるのがポイント。沖縄独自のバラエティ豊かな味が探れます。二つ目は、魚の町から生まれた伝統料理。寒冷地で栄養たっぷりのこの料理は、長らく忘れかけられていたが、地域の人々が立ち上がり復活させました。平成に入ると再び大人気となり、北海道でも話題に。最後の料理は、見た目のインパクトがある山本県の一文字のぐるぐる。この料理は、江戸時代からの歴史を持ち、さっと茹でた野菜をくるくる巻いただけのシンプルさ。酒の当てとしても絶品で、一度食べたら忘れられない味わいです。