父子家庭で暮らす望美は、引っ越し先で街を仕切るボスママ・絵里子から目をつけられていた。彼女は「ママ友の輪に入れてあげる」と言いながら、勝手に自宅を集まりの場所に指定し、望美の事情を見下す発言を繰り返していた。さらに、亡き母から受け継いだ大切な着物や、夫の時計、婚約指輪まで次々となくなり、望美は絵里子の犯行を確信する。問い詰めると、絵里子は逆ギレし「私の父は警視庁だから逆らわない方がいい」と脅してきた。しかし望美が「それは私の父のことですよ」と告げると、絵里子の表情は一変。望美がこの街の出身で、警察関係者ともつながりがあると知った途端、必死に言い訳を始める姿に周囲は呆れ返った。証拠も揃っていたため、望美は正式に被害届を提出。絵里子の窃盗は明らかになり、今まで彼女に怯えていたママ友たちも次々と被害を告白した。人を見下し、支配しようとしていた絵里子は、最後には自分自身の行動によって信用を失う結果となった。