冬休みのある深夜、担任を務める女子生徒・マリから突然メッセージが届いた。「先生しか頼る人がいません」。普段は真面目で、クラス委員も務める優等生の彼女からの連絡に、宮村先生はただならぬ事情を感じ取った。話を聞くと、マリは母親に家を追い出され、これから知らない男性の家へ行かなければならない状況に置かれていたという。母親は父親の出張中に複数の男性と関係を持ち、娘にその相手のもとへ行くよう頼んでいたのだ。恐怖に震えるマリのため、宮村先生はすぐに行動を起こす。偶然学校に残っていた副担任の菅原先生へ連絡し、マリを安全な場所へ避難させることに成功した。しかし、この出来事はさらに大きな騒動へ発展する。宮村先生の親友・小田倉義明は、妻アキナの不審な行動を以前から調べていた。彼女が夫の存在を隠し、別の男性たちと関係を続けていた事実を知り、決定的な証拠を集めていたのだ。義明はホテルのレストランで妻と対峙し、すべてを明らかにする。アキナは言い逃れを続けようとしたが、娘を危険な状況に追い込んだ事実を突きつけられ、逃げ場を失った。一方で、娘を守るため危険を顧みず動いた宮村先生の姿勢は、多くの人から評価された。マリは無事に保護され、先生たちは学校へ報告した上で、改めて生徒との向き合い方を考えることになった。