【漫画】退職金で念願の田舎に移住した65歳の老夫婦…田舎と都会、どっちが幸せなのか?
2026/08/21
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65歳で高校教師を退職した私は、長年の夢だった田舎暮らしを始めることにした。退職金2200万円と年金があれば、都会の高い家賃を払い続けるより、広い庭付きの古民家で第二の人生を楽しめる。そう信じていた。妻の美智子も喜んでくれると思い、私は一人で移住計画を進めた。長野の山間にある築50年の古民家を購入し、畑を作り、自然に囲まれた生活を始めた。しかし、そこで待っていたのは理想とは違う現実だった。スーパーまでは車で30分。免許を持たない美智子は買い物にも不自由し、近所付き合いや地域の習慣にも戸惑っていた。それでも私は「そのうち慣れる」と言い続け、彼女の不安に耳を傾けようとしなかった。一方の私は、畑仕事に夢中になり、トマトや野菜が育つ喜びに満たされていた。だが、妻の笑顔は少しずつ消えていった。東京の友人や慣れ親しんだ街を恋しく思う気持ちを、美智子はずっと胸の奥にしまっていたのだ。そして半年後の朝、玄関にはスーツケースが置かれていた。美智子は東京へ帰る決意をしていた。「あなたが好きなのは田舎暮らしであって、私じゃない」その言葉を聞いた瞬間、私は初めて自分の間違いに気づいた。選んでいたのは家や土地のことばかりで、一番大切な妻の気持ちを考えていなかった。 

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