高校時代の同級生・カナから久しぶりに連絡をもらったみゆきは、近況を聞かれ、自分が地元で弁当屋を営んでいることを話した。しかし、カナは「カフェやバーでもやっていると思ったのに、よりによって弁当屋なんて」と見下すような言葉を投げかける。みゆきは幼い頃に通った弁当屋の店主からもらった優しさを忘れられず、「人を温かい気持ちにできる店を作りたい」と夢を語った。そんなみゆきを嘲笑したカナだったが、突然「会社の研修で必要だから」と最高額の弁当を100個注文すると告げる。みゆきは大きな注文に感謝し、義母にも報告した。義母は以前食堂を営んでおり、今のみゆきの店にも多くの人を紹介してくれていた。ところが納品直前、カナから「100個注文したけどキャンセルで」と連絡が入る。研修が中止になったという理由だったが、キャンセル料を払う気もなく、みゆきの店を責め立てた。大量の食材を用意していたみゆきは困り果て、義母に助けを求める。すると義母は、昔自分の食堂で助けた人物が経営する会社へ連絡を取った。その社長は、かつて空腹で倒れていたところを義母に救われた恩人だった。事情を知った社長は、100個すべての弁当を買い取ってくれた。さらに、その弁当を社員や知人へ配ったことで、みゆきの店は一躍評判になる。実はカナの注文は、みゆきへの嫌がらせが目的だった。だが、その行動は地元中に広まり、信用を失う結果となる。一方、みゆきの弁当屋は繁盛し、夢だった「人を幸せにする店」へと大きく成長していった。