お見合い当日、美人で自由奔放な姉は、相手の男性を見るなり「私には釣り合わない」と言い放ち、熱いお茶までかけて席を立った。そして妹である私は、突然その男性との結婚を勧められることになる。姉は「ブスのお前の方がお似合いよ」と笑ったが、私は涙を流して喜んだ。なぜなら、その男性・浩二さんは昔そろばん塾で出会った初恋の相手だったからだ。優しく穏やかな彼は、昔から私を支えてくれた大切な人だった。再会した私たちは過去の思い出を語り合い、自然と距離を縮めていく。そして結婚を決めた後、姉は彼が社長令息だと知り態度を一変。しかし、彼は外見や条件ではなく、人の心を見る人だった。自分勝手な姉の本性を知った浩二さんは、もう振り向くことはなかった。姉が見下していた相手こそ、私にとって最高の運命の人だったのだ。