「年寄りの精神論は不要ww」と高飛車に言い放ち、再雇用の契約社員・山根を足手まとい扱いする若きエリート部長の高坂。数字と効率のみを過信した高坂は山根を総務へ追いやり、自説のデータ営業を強行するが、重要顧客との契約不履行という絶望的な大トラブルを引き起こしてしまう。パニックに陥る高坂を横目に、現場へ復帰した山根は圧倒的な手際と誠実な対応で一瞬にして危機を鎮圧した。「彼こそがこの部署を立ち上げた伝説の初代部長だ」社長から知らされた衝撃の真実に、高坂は絶句する。信頼を軽視した傲慢さを糾弾された高坂は即座に降格処分となり、かつて見下した老人が遺したマニュアルを手に、平社員として一からやり直す自業自得の末路を辿るのだった。