成人の日、柴田せずは中学の同窓会に参加することになった。昔、自分を馬鹿にしていた同級生の麗奈に会うのは不安だったが、親友の良太の存在が励みになった。会場に着くと、昔と変わらず麗奈はせずを見下してきた。「すっぴんになったら、どうせ昔のままのはず」。心に刺さる言葉に、せずは無言で耐えた。そんな時、麗奈が故意に水をせずにかけた。「化粧落として来い」と言われ、場を離れたせずは不安でいっぱいになったが、意を決して戻ると驚くべき声が上がった。「すっぴんでも綺麗じゃん！」実はせずはモデルとしての裏の顔を持っており、憧れの人物として存在していたのだ。良太は、その事実を友人たちに話し、麗奈への反感を顕わにした。最後に良太の心のこもった言葉に、せずは救われた。彼女は新たな自信を手に入れ、彼との未来を夢見るようになった。