結婚して二年目、すでに離婚が決まった私。夫・弘樹は結婚前から「仕事を辞めろ」と言ってきたが、転職したばかりで、私が仕事を辞めたら生活が成り立たない。それでも彼はしつこく「仕事を辞めろ」と言い続け、その理由は「義母の世話をしてほしいから」だった。しかし義母は元気でパートもしており、私には特に世話をしてほしい様子もない。それでも弘樹は「義母が出かけている間に家事をしてくれ」と私に頼み、私はそのたびに「親孝行は自分でしてほしい」と言っていた。そんなある日、家に帰ると弘樹が急に偉そうに命令してきた。私は耐えられず、ついに反論。彼は「俺の言うことを聞けないなら…」と離婚届をチラつかせた。私はその離婚届に署名と判子を押すように求められ、すでに決意していた私はそれに応じ、家を出る準備を始めた。離婚届を提出した後、私はすぐに実家に戻り、もう一切連絡を取らずに過ごした。その後、弘樹は私に「離婚したくないなら戻ってきてくれ」と言ってきたが、私は完全に彼のことを無視し、最終的にはすべての決断を自分で下すことができた。結婚生活は短かったが、これで新たなスタートを切ることができた。自分の人生を取り戻し、自由を手に入れた瞬間だった。