20代でもダウン症リスクが激増?知られざる遺伝の罠「ダウン症は高齢出産のリスク」。その常識は半分正しく、半分間違っている。たとえあなたが20代の若さであっても、ダウン症の子供を授かるリスクが突然牙を剥くことがあるのだ。その正体は「ロバートソン転座」。染色体の一部が別の場所に結合してしまうこの現象は、親自身は無症状のまま通常の生活を送れるため、気付かぬうちに遺伝していく。しかし、この転座を持つ親から産まれる子供には、高確率でダウン症が発症するのだ。実に1000人に1人がこの転座を抱え、ダウン症全体の5〜10%に関与しているという事実。これはもはや、決して対岸の火事ではない。無知のまま妊娠を迎えるか、自らの遺伝子と向き合うか。残酷な真実は、すでにあなたの遺伝子の中に潜んでいるかもしれない。