スタンフォード大学の研究によると、トイレで便をスムーズに出すための秘訣は、脚を高くするポーズにあると言います。多くの人が便秘の解消には食べ物や薬が必要だと思いがちですが、実際のところ座り方が鍵を握っているのです。洋式トイレで膝を軽く持ち上げることで、直腸の角度がまっすぐになり、排便がしやすくなります。この簡単な調整で排便時間が70%も短縮されるとのこと。自宅でも実践可能なこの方法、トイレの足元に15から20センチの踏み台を置き、少し前かがみになるだけで効果的です。逆に、背もたれに寄りかかったり、スマホを長時間見続けると、腹圧がかからず排便が難しくなる可能性があります。トイレに長時間座ることも健康に悪影響を及ぼすことがあるため、正しい座り方をぜひ試してみてください。