セブンイレブンは、コラボ商品で知られるコンビニ界のエンターテイナーとして注目を集めていました。特に小さいサイズの弁当が消費者から批判された時、その奔放さに拍手を送る人も少なくありませんでした。しかし、そんなセブンイレブンも過去には驚きの買収劇に直面していました。カナダのコンビニ、テクシタオルから提案された六兆円の買収オファーに続き、十月には七兆円の提示まで行われました。セブンはこれを驚きのニュースとして扱うだけでなく、株価をさらに上げようとする意欲的な姿勢を示しました。そして、株を旧兆円で買い集めるという戦略で事態を収拾しました。しかし、その結果として業績を底上げする必要に迫られ、経費削減の一環としてチョココネのチョコの量が減らされるという状況を招きました。セブンイレブンは弁当に限らず、経営においても常に試行錯誤を続ける企業としての姿を見せ続けています。