自分で身の回りのことができなくなった時、どんな選択肢があるのだろうか。名古屋に住む山本さん(75歳)の体験談は、この問いに一石を投じます。長年連れ添った妻を失い、孤独な日々を送る中で、彼は息子夫婦と同居を試みましたが、孫の声「おじいちゃんのせいで窮屈だな」に胸を締め付けられ、心折れてしまいました。その後、介護士を雇う道を選びますが、高額な費用に見合った満足感は得られず、さらに老人ホームを体験したものの、施設の制約に耐えられませんでした。彼が最終的にたどり着いたのは「シェアハウス」という新たなコミュニティの形。そこでは共に暮らす高齢者たちが家族のように助け合い、尊厳ある暮らしが実現していました。