義兄の長男は、難関私立の合格通知を受け取ったものの、すでに中堅私立に進学手続きが済んでいた。義兄嫁は「どうしても難関私立に行かせたい」と泣きながら頼んできたが、義兄は経済的に中堅私立の学費も無理だと言っていた。義兄嫁の実家にも頼ったが、義父は亡くなり、義母はほとんど年金を義兄嫁に渡しているため、出せる状況ではなかった。それでも義兄嫁は必死で頼んできて、最終的に私に「出してほしい」と頼んだ。私も必死に説明したが、家計はすでに圧迫されており、自分の子供のために貯金をしていたことを伝えた。「貸してではなく、出してほしいんですよね?」と確認すると、義兄嫁は泣きながら店を飛び出して行った。結局、私が支払うことになり、後で旦那に話したところ、長男は中堅私立に進学することになった。