コネ入社を笠に着てやりたい放題だったゆとり社員の黒川は、学歴や血縁を盾に周囲を見下し、取引先や直属の上司に対しても尊大な態度を崩さずにいた。しかし、彼の父親である常務や社長をも巻き込む大スキャンダルが発覚し、事態は一変する。社内の権力基盤が音を立てて崩れ去る中、日頃から黒川の不遜な態度やコンプライアンス違反を見過ごさなかった有能な上司によって、彼の勤務実態が厳正に人事へ報告されることとなった。最終的に後ろ盾を失った黒川の末路は、かつて見下していた底辺の環境へと左遷され、自らの蒔いた種によって破滅への道を辿るという滑稽なものであった。