35歳独身の社長秘書である私は、ある日、社長の甥・タクトから突然「叔父のことは諦めろ」とLINEで告げられた。 彼は私を、玉の輿を狙って社長に擦り寄る女だと決めつけ、年齢まで侮辱してきた。私は否定したが、タクトは聞く耳を持たず、「明日から来なくていい」と人事に勝手に通告してきたのだ。しかし私は、言われるまま静かに退職した。すると職場は一変する。 私がいなくなったことで、急ぎの資料も調整も誰も回せず、タクトは社内で孤立。さらに、私が秘書だけでなく大口取引先B社の社長の妻だった事実まで発覚する。 遅れてきた謝罪は空しく、取引は継続されても、彼自身は誰にも許されないまま。 最後に残ったのは、無職となり、会話すら怖がるほど追い詰められたタクトの惨めな末路だった。