ミラノ冬季五輪・女子シングルの表彰後、世界中の視線を集めたのは金メダルの輝きだけではなかった。金メダルを獲得したアメリカのアリサ・リウが、銅メダルを手にした日本の17歳・中井亜美を全力で抱きしめた瞬間だった。順位をすぐに理解できず戸惑う中井に対し、リウは笑顔で駆け寄り、「あなたは銅メダルよ」と伝えるように強くハグした。その行動は、自身が24年ぶりの快挙を達成した直後とは思えないほど、他者の喜びを優先するものだった。後にリウはインタビューで「彼女は氷の上で本当に幸せそうだった。その笑顔を見て、私も祝福したいと思った」と語った。この言葉と行動は、勝者の品格そのものだと海外メディアも絶賛。「金メダル以上に心を打つ瞬間」「これこそ真のチャンピオン」と称賛の声が広がった。