大阪駅から鉄道で30分、半分開発中止のニュータウン!
2025/07/07
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大阪駅から電車で30分、その言葉には夢があふれている。かつて、西宮ナジオ地区はニュータウンとしての野心的な計画が進められていた。1980年代、オイルショック後の復活を遂げた福知山線の整備により、新たな住宅地が誕生する予感があった。しかし、バブル経済の崩壊と共にその夢は頓挫。開発は途中で中断され、多くの土地がそのまま取り残された。農家が主だったこの地域は、新駅の開業によって姿を大きく変え始めていた。住宅都市整備公団による大規模な開発が計画されたが、バブル崩壊後、売れ残りの住宅が増え、開発は停滞。現在では、その一部が太陽光発電所として活用されている。しかし、住民は高齢化の進展という新たな課題に直面している。西宮ナジオ地区の未来はまだ不透明だが、この地域がかつて夢見たニュータウンの姿を思い起こさせる。今でも大阪駅から少し足を延ばすことで、かつての夢の片鱗に触れることができる。

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