名古屋の中環状線は、まるで迷路のように複雑に右へ左へと折り返すドライブが楽しい道です。今回私たちは、名古屋南区から始まり、幾度も名古屋市を出たり戻ったりを繰り返しながら進んでいきました。道中の標識を見落とさないようにするのはちょっとした冒険です。途中、あの有名な桶狭間の戦いの地を通り過ぎ、歴史的な背景を感じることもできました。ヤマダ電機の奥を過ぎると、視界には天白区の藤川が広がり、青い標識が次の目的地を指します。名古屋環状線を渡るたび、都市の異なる顔を垣間見ることができます。青々とした公園の傍らを通ると、昔の名古屋の姿が想像できて、まるでタイムスリップしたような感覚に陥ります。