意識がぼんやりしてきたら、反応が鈍ることが多いです。しかし、聴覚は最後まで機能することが多いので、優しく声をかけることがよいとされています。大切なことがあるなら、早めに伝えておくことで安心感を与えられるでしょう。また、場所や時間、人の認識が曖昧になることもあります。時折、亡くなった家族やペットが見えることがあるとか。このような時、安心感を与えるために優しく体をさすったり、穏やかな声をかけたりすると落ち着くことがあります。呼吸に変化が現れ、チェーン・ストークス呼吸のような不規則な呼吸が見られることも。これらの音は家族にとっては辛く聞こえるかもしれませんが、本人はあまり苦しんでいないことが多いです。