ホームセンターが災害時にどのように変化するかを知ることは重要です。過去の事例から見ると、まず真っ先に消えるものがいくつかあります。2018年の大阪地震では、一週間分の水が数時間で消え去り、備えのない人々は生命の危機を感じることとなりました。和歌山の断水時には、ポリタンクが1時間で完売し、多くの困惑した人々が続出しました。パンやブルーシートも台風19号の際には瞬時に消え、被害が甚大化しました。また、熊本地震では乾電池がすぐに消え去り、情報が途絶えると孤立状態に陥りました。同じく熊本地震でのカセットコンロも瞬く間に売り切れ、温かい食事がないと心まで凍える状況が生まれました。簡易トイレは断水時にすぐに消え、衛生面の問題が大きな懸念事項となりました。これらの備蓄は後回しにすると、取り返しのつかない事態を招きかねません